
惣久の惣領誠司さんは輪島で5代続く塗師屋の5代目。
塗師屋とはいわば輪島塗の総合プロデューサー。
今も分業制が続く輪島塗の世界で、製品の開発から製造まで職人達をまとめ、ひとつのものを作り上げます。
時代のニーズを捉える柔軟な発想と、「職人の仕事がきちんとされた本物の輪島塗しか作らない」という頑なまでの職人魂で商品開発に挑む惣領さん。
その願いは、「日本の素晴らしい文化である漆器を好きになってほしい」ということ。
「それが輪島塗で、さらに惣久の商品だったらなおうれしいね」。
広い心で広い世界を見る心意気!これぞ塗師屋のDNA!器を作る職人の器の大きさに感服しました。