
七尾市にある昔ながらのお魚屋さんである川端鮮魚の海富理さん。「いらっしゃいませ!」の活気のある声とひっきりなしに魚を買いにやってくる地元のお客さんでにぎわう明るい店内には、その日水揚げされた新鮮なお魚やおさしみ、魚介を使ったお惣菜が並びます。
海富理さんが都会でひとり暮らしをしていた際、お母様が身体を気遣い、すぐに食べられるようにと調理した品々を送ってくれたそうです。そこに素朴な能登の味覚と季節と親心、ふるさとのあたたかさを受取った経験から、今度は自分が伝える側になりたいと、朝とれ魚を使いその日にご用意出来る一番よいものを、能登のあたたかさとともにお客様にお届けしています。