
輪島塗の艶と加飾で髪を飾る

下塗りから、きちんと輪島塗の製法を守って作られた簪。唐草模様をイメージした蒔絵は、季節や服装を問わず使いやすく、まとめ髪に華やかなアクセントを添えてくれるでしょう。堅牢な輪島塗だからこそ、ヘビーユーズでも美しい色合いと光沢が損なわれることがないのも嬉しいポイントです。
一本で幾通りもの表情が楽しめる簪

和服に合わせて、きちんと結い上げた髪に挿すのはもちろん、簡単なまとめ髪に合わせても華やかなアクセントになります。左右に広がった扇の部分を多く見せればゴージャスに、深く挿して先端だけを覗かせればさりげなく。幾通りもの表情を見せる簪です。
細部にまでこだわった仕上がりは絶妙のバランス

一見、さりげない銀杏型ですが、女性の髪を美しく見せるためのこだわりが細部に施されています。髪に挿す足の部分は中程がやや細く、先端で一度膨らんだ形になっています。これは、髪にしっかりと固定する為の工夫です。銀杏の葉の形に左右に広がる扇は、カーブの角度や長さ、厚みを塗師自らが一つ一つヤスリで削って調整。髪に挿した時の絶妙のバランスを生み出しています。
艶やかな髪を引き立てる

製造工程によって分業されている輪島塗は、木地師、下地師、塗師、蒔絵師と、それぞれ専門の役割を担うのが通常です。坂久錦生堂の簪は特にこだわりを持って塗師である坂下さんが木地師から納められる粗型に削りや磨きを加えて粋で優美なラインを作り上げています。「女性の命とも言われる髪を飾るものだから、特にこだわった」と話す坂下さん。艶やかな黒髪を引き立てるための仕上げに最も気を遣うそう。
商品名 | 輪島塗 金地唐草簪(かんざし) |
材料 | 朴の木、地の粉等 |
サイズ | おおよそ150mm x 60mm x 12mm (手づくり品のため、商品によって多少サイズが異なります。) |
製造者 | 坂久錦生堂 坂下賢二 〒928-0062 石川県輪島市堀町2字13番地7 |
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