なまこ(ナマコ)のコラーゲン
※写真はイメージです
なまこってどんな成分が含まれている?
みなさんはナマコを手にしたことありますか?
ぬるぬる、ぐにゃぐにゃの不思議な触り心地でいったいどんな成分なんでしょうか。
ヌルヌルがコラーゲンをイメージしますが、実際の成分を調べてみました。
可食部分100gあたり
(出典:文部科学省/日本食品標準成分表 2010)
水分 | 92.2g |
たんぱく質 | 4.6g |
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アミノ酸組成によるたんぱく質 | 3.5g |
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脂質 | 0.3g |
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トリアシルグリセロール当量 | 0.1g |
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飽和脂肪酸 | 0.04g |
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一価不飽和脂肪酸 | 0.04g |
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多価不飽和脂肪酸 | 0.05g |
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コレステロール | 1mg |
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炭水化物 | 0.5g |
100gあたり、92gが水分で残りほとんどがタンパク質(アミノ酸組成によるタンパク質含む)ということがわかりました。
触った感触から水分が多いとは思っていましたがやっぱりという結果でした。
ちなみに、コラーゲンと呼ばれるものは成分的にはタンパク質になります。
おおよそ、なまこの5%程度がタンパク質。さて、そのうちどれくらいがコラーゲンなのでしょうか。
どのくらいがコラーゲンなの?
なまこの5%がタンパク質ということなので、生のなまこ100gあたり、およそ5gがタンパク質ということがわかりました。
さらに成分について調べてみたところ、ナマコの体壁のタンパク質のうち、70%がコラーゲンだとされているとのこと。
つまり水分を除き、固形の部分の7割がコラーゲンということになります。
当店の赤なまこ石鹸に使用しているマナマコエキスは、いったん赤なまこを乾燥、粉末にしてからエキスを抽出しています。
固形分のみからエキスを抽出することにより、より濃縮されているともいえます。
また、エキスを抽出して調べたところ優れた美容効果が期待できることがわかってきました。
(※1)
ナマコには、コラーゲンだけでなく保湿のために必要なセラミドと呼ばれる成分も多く含んでいて、さらにサポニンという成分も含まれています。
このサポニンという成分は洗浄成分として石鹸やシャンプー、皮膚病のための漢方薬としても広く利用されてきており、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗酸化作用があると言われています。
なまこのエキスに含まれるコラーゲンなどの保湿効果について
ご紹介したように、ナマコには美容効果のある成分がたくさん含まれていることがわかりました。
また、ナマコエキスの保湿効果についてヒアルロン酸溶液と比べても水分蒸発がより少なく、水分残存率が高いことなどもわかりました。
ナマコにはコラーゲンだけでなく、複数の保湿成分が含まれています。エキスにすることによって、自然のバランスのまま、高い保湿力を生み出しているといえます。
(※1) ナマコエキスの成分、保湿効果については、(株)サティス製薬 プレスリリースより
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