能登の海から生まれました
能登の海を原料に時間と労力をかけてまさに「手塩にかけて」手作りされた塩です。電気分解で作られた塩とは違い、サプリメントではとうてい摂取できないほどたくさんの種類のミネラルを含んでいます。ツンとした辛さがなくまろやか。それでいて甘みも感じられるのは、この自然のミネラルの働き。食材本来のうまみを上手に引き出してくれると、料理人にも好評です。特に能登の海を母とする魚介類とは抜群の相性。焼き魚の味がひと味もふた味も違いますよ!
ピラミッド型の貴重な結晶
工房内の温度、湿度、釜の温度などいくつかの条件が揃った時にだけできる貴重な結晶が花の塩です。粗いフレーク状で、よく見ると一つ一つがピラミッド型をしています。日の光にかざすとキラキラと光ってとてもきれい。飾って眺める人がいるというのも納得です。天ぷらやステーキに振りかけるのはもちろん、塩分が強めで溶けにくいので、そのまま口に放り込めば酒の供にもなります。
潮風と太陽が活躍する流下式塩田
昔ながらの塩作りが行われている珠洲の中でも、新海塩産業の塩は製法に特徴があります。それは塩作りのファーストステップ、海水の濃縮方法に流下式塩田を採用していること。天然のよしで作ったすだれを斜めにたらし、海から引き込んだ海水を何度も何度も循環させて吹きかけ、工房内を通り抜ける海風と太陽の日差しで水分を蒸発させ、塩分を濃縮させる方法です。原料は能登半島珠洲沖のきれいな海水のみ。だから混じり物のない、清潔な塩が出来上がるのです。
自然の恵みと人の手から生まれる塩
塩の表情を注意深く見守りながら薪をくべ、全身を使って大きな釜をかき混ぜる。この想像以上の重労働を担当するのは女性の常俊さん。小さな体できびきびと動き、自身の体重と変わらない重さの薪でも軽々と持ち上げて火元に放り込みます。約2週間かけて出来上がる塩は一つの釜から約100kg。決して効率のよい仕事ではありませんが、「自然に逆らわずに作った塩は、体によくておいしい」という信念を貫く小谷内(こやち)社長の下、「もっともっといい商品を作って一人でも多くの人に喜んでもらいたい。塩作りはとにかく楽しい」と目を輝かせます。珠洲の塩は、自然の恵みと人の手のコラボレーションから生まれます。
商品名 | 花の塩 |
内容量 | 100g |
原材料 | 海水 |
保存方法 | 直射日光を避け冷暗所で保存してください |
製造者 | 有限会社新海塩産業 〒927-1322 珠洲市長橋町15-18-1 0768-87-8140 |