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能登仁行和紙 ハガキ5枚セット(さくら貝入り)
能登の仁行和紙でつくった増穂ヶ浦の桜貝入りはがき手漉き和紙はがき(さくら貝入)×5枚
一枚一枚手漉きされ、楮(こうぞ)の繊維が重なり合って作り出されている仁行和紙のハガキ。真っ白なハガキのキャンバスの上に、自由に書いてみましょう。しっかり厚みがある丈夫なハガキです。
心を込めた手紙を書く時に、とっておきの時に、使って頂きたいのがこのハガキ。能登半島の増穂浦で冬になるとあがる、きれいなピンク色をした「桜貝」がアクセントに入っています。この桜貝も遠見さん自身、北風がぴゅーぴゅー吹く中、海岸まで拾いにいくんだそうです。この桜貝、割れたりしないのが不思議です。こんな心のこもったハガキはなかな見つからないですよ!
仁行和紙の工房では、季節折々に様々な素材を和紙の材料として漉き込みます。そして、通年を通して使われている主となる素材が“楮(こうぞ)”です。煮込まれて真っ白になった楮の繊維。工房の片隅で発見したのですが、とっても美しい!楮の白さに心も洗われそうなほどでした。この楮の繊維を桶の中に入れて、一枚一枚手透きされ和紙が作られていくのです。
仁行和紙を作っているのは、遠見京美さんと息子さんの和之さん。仁行とは、輪島市三井町の山里にある集落の名前です。谷間を川が流れていて、その川に架かる木の橋を渡って仁行和紙の工房にたどり着きます。工房の中は山水が流れ出る音が響き渡り、動力の音は一切ありません。しーんと張りつめた空気の中で、京美さんと和之さんはそれぞれの和紙作りに励んでいました。お二人の作る和紙の素敵さと素朴さが、お二人に会ってみると納得です。人柄が和紙から伝わります。この仁行という土地で、自然に逆らわずに和紙を漉いている。能登の自然が和紙となってその素朴さや魅力を十分に表現している気がします。
能登スタイル「のとびと」へ
和紙を作るのは、寒の季節が年中で一番作りやすいんだと、和之さんが教えてくれました。それは、寒の水には雑菌が少ないから。酒造りも味噌作りもみんな寒の時期。水が大切なものは、同じなんですね。輪島の三井町・仁行の集落の川沿いにある小さな工房。煙突から煙が出ています。材料を煮る釜と漉いた後に和紙を乾燥させる道具は薪を焚きます。原料となる植物はナタや木の棒でたたき、つぶします。紙を漉くのはもちろん人力。紙を砕く時だけ、唯一動力が使われます。でも、これはあくまでも細かい繊維を作り出すためのもの。なくてもいいんだとか。ほとんどの行程が、人力で行われる仁行和紙作り。そのためか、工房の中は水の音、人の動く音、風の音だけが響いていました。
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