1.マレーシアのナマコ石鹸
ランカウイ島で作られているナマコ石鹸が有名。お値段も手ごろで、マレーシアのお土産として人気の商品。アジアンテイストな布に包まれています。
この布は伝統工芸であるバティックと呼ばれるもので、お土産の定番と言われるのも納得です。丸いものや四角いものがあります。
昔からマレーシアではナマコとココナッツオイルを煮込んで作ったナマコ油を肌のケガなどに効く万能薬として使われていたそうです。そのナマコ油を使って作ったのがマレーシアのナマコ石鹸です。
2.韓国の黄金ナマコソープ
マレーシア近郊の海に生息する黄色いナマコをつかったナマコ石鹸。現在、販売をしているかが確認できず。口コミなど確認するとしっとりとした洗い上がりの石鹸とのこと。見た目は丸い形で黄色で黄金色のなまこをイメージさせます。
3.沖縄の黒なまこ石鹸、白なまこ石鹸
元祖なまこ石鹸という、沖縄の黒なまこ石鹸と白なまこ石鹸。黒と白の2色ありますがなまこの種類で別れているわけでなく、用途で分かれています。
四角いかたちの石鹸で、白なまこ石鹸はお肌用、黒なまこ石鹸は頭髪用とのこと。成分も異なり、泡だちも違うそう。黒なまこ石鹸には、ナマコ粉末も配合されていて洗髪に使うと頭髪の悩みを解決してくれるとか。
4.長崎の黒なまこの石鹸
長崎県の大村湾漁業協同組合の黒なまこの石鹸はマナマコエキスや炭を配合した丸くて黒い石鹸です。大村湾でとれる黒なまこのエキスを使用しているようです。販売名は大村湾漁協の石鹸というそうで、沖縄の黒なまこの石鹸と区別するためのようです。マナマコエキスには優れた保湿力があり、炭には消臭効果が期待できるそう。
5.北海道のナマコ石鹸
ナマコエキスと白樺エキスを配合した乳白色のナマコ石鹸。ナマコの種類までは確認できませんでした。手作り石鹸らしい四角いかたち、シラカバエキスにも保湿効果のあるのでしっとりとした洗い上がりが期待できそうです。
6.石川の赤なまこ石鹸
赤なまこから抽出したマナマコエキスやアスタキサンチンを含む植物由来のエキスで色付けした赤いなまこ石鹸。ナマコのようなドーム型でちょっと形状にもこだわりました。天然由来成分にこだわり、マナマコエキスやペカン殻エキスなど保湿効果のある成分を配合し、しっかり洗浄、しっとりした洗い上がりの石鹸です。
石川県・能登だけでなく各地でナマコのエキスを配合した石鹸がたくさんありました。
調べるなかで、ナマコのエキスを使ったコスメ商品もいろいろと開発されていることがわかりました。
化粧水やクリームなどジャンルごとにご紹介したいと思います。
1.化粧水
北海道:ナマコエキスやシラカバエキス、ヤグルマギクなどを配合
長崎県:無香料、無着色でなまこエキスや天然由来の保湿成分を配合
石川県:赤なまこ抽出のマナマコエキスや6種の和漢植物エキス、アスタキサンチンなど配合
2.クリーム
マレーシア:ナマコを煮込んで成分を濃縮させ、いろんなハーブを加えている。
韓国:黄金ナマコクリームという、ナマコだけでなくカタツムリの分泌物も配合。
北海道:マナマコエキスや馬油、プラセンタエキスなど配合したモイスチャークリーム。
長崎県:黒なまこエキスやシアバター、マカダミアナッツオイルなどを配合した美容クリーム。
石川県:赤なまこエキスやマカダミア種子オイル、オリーブ由来のスクワランなど配合のハンドクリーム。
3.その他
韓国のフェイスパックや北海道のジェル、石川県の入浴剤など
化粧水はもちろん、様々なタイプのクリームやフェイスパック、入浴剤に至るまでさまざまな商品でなまこエキスを使ったコスメ商品が日本だけでなく海外でも販売されています。
なまこだけでなく、カタツムリなど生き物系のコスメもたくさんあるようです。
食用として、食感や風味、見た目の美しさなどで高値で取引されるという赤なまこのエキスを配合した「能登の赤なまこコスメ」シリーズは、洗顔石鹸、化粧水などのラインナップを随時追加中!
なまこの色をイメージした赤色は、美容成分として注目のアスタキサンチンを含むエキスによるもの。マナマコエキスの美容効果に加えて、アスタキサンチンの抗酸化作用も期待できます。
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