きれいな海でゆっくりと育った海藻を採るのは昔から海女の仕事。今でもシーズンを迎える3月〜5月にはカマを手に素もぐりで一枚一枚海藻を刈ります。
最近では採れる量も減る一方ですが、今井商店では先々代の時代から特に腕の立つ生産者を限定して仕入れを行っているため、上質な商品が安定して手に入るそう。
仕入れた商品は目利きの鋭さで生産者からも一目置かれるおばあちゃんの指示でランク分けされ、手作業で丁寧に袋詰めされます。海女が命がけで採ってきた海藻を一枚も無駄にできない。そんな気持ちがこもっているのかもしれません。