HOTでホッとな防災おでん【1パック2-3人前】

「いつも食べているものがいざという時ににも役にたつ」そんな商品を作りたい。

スギヨでは2022年より、「地域の人の防災意識を高める」ことを目的に、防災や災害食に関心を持つ地域住民の有志「スギヨアンバサダー」とともに、“食の備え”をテーマに学び合う活動を継続しています。最近では、石川県立看護大学の学生もこの活動に加わりました。

震災前の災害食のイメージ
冷たい、固い、美味しくない、元気が出ない、長期保存のものへの不安（中身がわからない等）
災害時に食べたいもの
温かいもの、普段から食べている好きなもの、美味しいもの、明日への勇気が湧くもの、甘いものなど

実際に震災を経験して
2024年に発生した能登半島地震では多くの人が「水」に苦労した（断水や排水困難の長期化）

食で困ったこと
支援物資のカップ麺などは、汁が残っても捨てられず困った
ゴミ回収が来ないため、臭いが気になるものや汁が残るものが食べられなかった
災害食は3日目以降、高齢者が胸焼けで食べなくなった
水が出ないため調理する気になれなかった
料理に使う水よりも、食材・調理器具・食器の洗い物が特に困った
栄養の偏りで持病（アトピー等）が悪化し、元の生活に戻ってからの回復にも時間がかかった

「食べることは生きること」ーー自分の命は自分で守る。自分の健康を守れるのは自分だけ。

調理器具を洗う水や残り汁の処理も考慮した２合のご飯が炊けるおでんを開発しました。
災害時のために置いておくためではなく、普段の食事にそのままおでんとして、おでんご飯としても楽しんで体験してほしい。
そして、災害時に何を備えていれば食べたいものが食べられて、明日も元気でいられるか考えるきっかけにしてほしい。
災害を経験した企業と学生スギヨアンバサダーで地域の防災意識を高めるために商品化したおでん。ぜひお召し上がりください。